「円高」という表現は違う気がする

「円高」なんじゃなくて「ドル安」だと思う.
円の価値自体はあんまり変わっていない.
ドルが下がっただけ.

いまでも 1 ユーロは 120 円から 160 円くらいでしょ?
円の価値は変わっていない.

1 ユーロは,いまは 150 円くらいか.
1 ユーロ=110 円くらいで取引を始めた気がするから,むしろ,ユーロに対しては,「円安」だ.

1 元は,いまは,15 円くらいか.
あれー,固定相場制だった頃は,1 元って何円だったっけ?


「円高」という表現は違う気がする.
日本語の問題としてね.

この記事へのコメント

そらまめ
2008年03月18日 09:28
円高じゃない、には同意。
ドル暴落ですよね。
でも、円高風潮がつよいですね。
今まで、ドルが機軸でしたからね。
2008年03月18日 09:42
「でも、円高風潮がつよいですね。
今まで、ドルが機軸でしたからね。」

ごめん.私には,そこがわからない.

たぶん,私が感じる不快感の根底にあるものは,「林葉直子は強い/弱い」の話と同じなんだと思う.
のぐち
2008年03月18日 16:52
世界を見渡せばドルが下落しているとは言えるでしょう。でもニュースは世界を見れば...という報道をしているわけではなくて、そのニュースの受け手に便利なように報道しているわけです。

日本で為替が気になる人と言えば輸出中心のメーカーや商社。私が勤めていたS社でも1円変わったらウン十億円の影響がでていたそうです。ドルが決済通貨である以上、彼らにとっては円高と言ったほうがピンとくる、というだけの話です。一方アメ人にとっちゃ$1は$1で、買い付ける商品もドル建てと来てはドルが暴落しようと関係ないですね(もちろん長期的には影響がある)。

ニュースでは基軸通貨を$1のように固定の値で表現しますが$1=120円が$1=97円になったと言わずに、100円=$0.83が100円=$1.03ドルになったで~と言っても同じ意味です。でもこれじゃ$1000で売った商品の代金が実際には何円の売り上げなんだかパッとわからないでしょう。

のぐち
2008年03月18日 16:56
ちなみに日本とアジア諸国との貿易でもドル建てが基本です。JPY:USDとUSD:XならJPY:XはUSDに関わらず一定とも思えますが、商品の値段は日々変えられるわけではなく、また原料発注から、完成品納品まで大きなラグがありますから、支払いのタイミングで為替変動リスクが発生し、円高だ~円安だ~という話題になるわけです。

ところで、この取引に直接関係のない米国の金融政策一つで商品の値段が変わるのは大きな問題です。米国が為替リスクを操作することが可能なわけです。EU諸国がユーロを創設したのは、米国の介入を許さないというのと同義でしょう(少なくともEU圏内では)。アジア圏でも共通通貨の話はちょくちょくありますが、アジア基金の話が出る度に米国の圧力で潰されています。米国に住んでいながら、米国の支配を快く思っていない私はアジア共通通貨にはかなり期待しています。
2008年03月18日 17:53
私の認識がおかしかったのか.
つまり,ドル建てをどんどんやめているときいていたので,なぜ,"いまだに" ドル中心にモノを考えているのだろう,と思っていた.
のぐちくんが書いてくれたことは,はなっからわかっているのだけど,"いまだに" そんな人たちのほうが多いとは思っていなかった.

私の友人 2 人のうち,1 人はサブプライム・ローン問題が日本で顕在化するだいぶ前から,もう 1 人は,顕在化したあとで,「ドルはもうダメだ」といって,ユーロ相手というか,ヨーロッパ圏で取引している.
彼らは「原油を買い付けるにも,いまはユーロだ」って言っているけれど,それはガセ?
2008年03月18日 18:00
そういえば,livedoor 株が暴落したときに,彼らは,ぱぱっと買って,ぱぱっと売っていた.
もうけたかどうかは知らないけれど,損はしていないようだった.
J-Com の「1 円株」のときは,どうしていたか,知らない.
のぐち
2008年03月19日 10:00
違和感を感じるかどうかは国家の行く末を考えるか、目先の収支を見ているのかの違いなんでしょう。どっちも必要だけど為替のニュースはドル脱却を啓蒙しているわけではないし、アメリカが消費することで支えられている日本を見れば"いまだに"とは言えないと思う。ご友人がされているのは投資だから簡単に投資先を変えられるけど、物を売っている会社はそうはいかない。

米国が原油をドルで買えなくなる日が来たら、大恐慌じゃ済まないだろうね。それまでに日本はドル脱却できているかな?取引高は知らないけど、原油はユーロでも円でも取引されていますよ。
2008年03月20日 16:11
違う話になってきている気がする(^^;)
最初に感じた違和感は,のぐちくんの説明でいうところの「わかりやすさのために『ドル安』といわずに,『円高』と言い換える」ことだなぁ.
わかりやすさを優先して事実を曲げている感がぬぐえないし,さほどわかりにくくもない気がするので.

で,このあたりって普段どれくらい意識の変換に慣れているかということのような気がする.
将棋で言えば,私は羽生が嫌いで谷川が好きなんだけど,世間は羽生を中心に報道する.
「羽生が勝った」と聞いたときに,「あー,谷川さん,負けちゃったかー」と思う.
これをわかりにくく思ったことがないので,ドルで言われようが,円で言われようがわかりにくさ(わかりにくさ)は変わらない.
それよりも,事実をそのまま報道してもらったほうがわかりやすい.
「羽生は勝ちましたが,最終的に王座についたのは谷川です」と報道されるよりも,「羽生は最終的に勝ち残れず,谷川が王座につきました」と報道してもらいたい.